「助けてぇっ!」静まり返った路地裏に愛しい葵の悲鳴が響く。俺は身体がしびれて動けない・・・。殴られた後頭部がズキズキと痛む。意識を保っているのがやっとの状態だった・・・。薄暗い道の向こうには愛しの葵の姿が見えない。俺の葵が、今まさに自分以外の人間の毒牙にかけられようとしているのだ。